2015年09月07日

■ アートな週末(さとう)。

新潟県十日町市では、3年に一度、
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」が開催されています。
今年(2015年)も開催年です。
http://www.echigo-tsumari.jp/

お盆に帰省したとき、母と姪と一緒に
「まつだい『農舞台』、「絵本と木の実の美術館」、「物怪観光妻有之荘」に行ってきました。
あとは屋外のアート作品をいくつか鑑賞。
なにしろ十日町市のあちらこちらに300点余りもあるので、
一度にたくさん観る…というわけにはいかないのです。

「まつだい『農舞台』は大地の芸術祭のメイン施設のひとつ。
展望台から見られる、
このイリヤ&エミリア・カバコフの作品「棚田」が有名です。
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「絵本と木の実の美術館」は、
なかなか楽しい美術館で、子ども連れで訪れる人が多いようでした。

そして「物怪観光妻有之荘」。
近くに言い伝わる妖怪をモチーフに妖怪の世界へ行くための駅、という設定でした。
姪が「行きたい!」というから行ったのに、
ちょっとお化け屋敷風の外装に
本人は「やだ〜、怖いよ〜」と腰が引けっぱなし。
私もお化け屋敷の類は超苦手なのですが、
そこは姪の手前、「怖いよ〜」なんて言えません。
「えいやっ」と入ってみたら…、これがとーーってもいいんです。
妖怪たちを木目込みで表現してあって、とっても愛嬌があります。
怖いというより温かい。

すいていたので、出て来てすぐに「もう一回入っていいですか?」と聞いたら、
ちょっとびっくりした顔で「どうぞ、どうぞ」と言われました。
そして2回目を見終えると、作業中の方がいたので
あれこれ質問したら、手を止めて丁寧に答えてくれました。
いま、サイトでチェックしてみたら、作家ご本人でした。
稚拙な質問ばかりで失礼しましたわぁ。

さてさて。
そんなアートな十日町市には、もうひとつアートな話題があります。
ドイツ人の建築家、カール・ベンクスさんが、古民家再生にのり出しているのです。
梁や柱などの枠組みを生かし、新築と同様に再生するのがベンクスさんのスタイルだそう。
ほとんどのお宅は外から見るしかないのですが、
週末だけカフェ営業しているところがあるというのです。
それがイエロー・ハウス。
http://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000002643

実は昨日、友達とこのカフェに行ってきました。
そう、わざわざ新幹線に乗って。もちろん日帰りです。
なかなか贅沢なカフェ訪問です。

でも、行く価値がある場所であり、建物でした。
古民家好きにはたまらないでしょうね。
家(カフェ)の周囲も緑でいっぱいで、
同行の友人は、
「こんな感じの家に住みたい! 
 目の前にハーブ園とかあったらもう最高!」
てなことを言っておりました。
残念ながら、私のココロには響かないのですけど。

こういう家、好きだけど
私は遊びに行くくらいがちょうどいいかなあ。
だから、その友人がその夢を実現してくれることを切に願うのでした。
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posted by 「辻行燈」 at 18:45 | さとう話

2015年08月20日

■ 田んぼのある風景。(酒井牧子)

お盆直前、取材で千葉県の鴨川へ行ってきました。
そこは里山という言葉がぴったりな場所。
棚田が連なる風景が新鮮でした。

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生まれ故郷の新潟の田んぼは、
きっちり四角くて、どこまでも続く平野の田んぼ。

鴨川の不ぞろいで段々の棚田は、
目を楽しませてくれるものの
ここで田植えや草取りや稲刈りをするのは
さぞや大変だろうと感じました。

お盆に帰省すると、子どもの頃から馴染みの田んぼが早くも黄金色に。

私が梅雨は嫌いと文句を言っている間に稲は静かに育ち、
私が暑い暑いとやる気をなくしている間にしっかりと実をつけ、
頭を垂れているのでした。

もう、秋がそこまで来ているのかもしれませんね。
posted by 「辻行燈」 at 16:13 | さかい話

2015年07月27日

■ 生命大躍進!(酒井牧子)

4月に「大アマゾン展」へ行ったときの友だちと、
再度、上野の国立科学博物館へ。
今回は「生命大躍進」展です。
入口看板のコピーにある「生物」の文字に
「スーパースター」とルビをふるところに意気込みを感じます。

展示は、化石に次ぐ化石で、もう楽しいったら。
「こんなところに目が付いていて、両サイド見づらかったろうな」とか
「この背中にある大きな突起は何のために?」とか
「こんなに一斉にみんなで化石になっちゃうのって
どんな状況だったのだろーか」とか。

骨の質感が好きなのもありますが、
そんなふうにあれこれ想像が膨らむのも
化石のおもしろさなのかもしれません。
あぁ、一度でいいので化石発掘のバイトに行きたい‥‥と
かなり本気で思っています。

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posted by 「辻行燈」 at 14:50 | お知らせ

2015年06月25日

■ イザベル・ゴーディン (川崎)

前回、サバイバルストーリーが好きだという話を書きましたが、それは、このイザベル・ゴーディンについて書くための前段でした。

サバイバル知識に興味があって、『世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術』(日経ナショナルジオグラフィック社)という本を読んでみました。

内容もまあまあおもしろかったのですが、ある印象的な話が、ある章のトビラに書かれていました。

それがイザベル・ゴーディン(Isabela Gordin)の話だったのです。

それを、抜粋すると。

良家に育ったペルー人のイザベル・ゴーディンは、重くたっぷりとした絹のドレスといういでたちで、1769年にアマゾンの熱帯雨林に足を踏み入れた。大西洋岸で待つ夫と再会するには、4800kmに及ぶアマゾン川流域を下っていくのが、最良の手段だと彼女は考えたからだ。しかし、その長い旅は結果的に、9人の同行者は飢えと渇き、病気、そして略奪者の襲撃によって命を落としてしまう。荷役の雇い人たちも、彼女を置き去りにしたのだ。

彼女は救出されるまでの2か月近くの間、ジャングルのなかをさまよい歩いた。現地の人間以外が彼女のような過酷な状況下で、たとえ数日間でも生き延びた例は、2世紀にわたるアマゾン探検史上ほかにない。ゴーディンは植物の葉にたまった水を飲み、卵や果実を食べた。毎朝目覚めるたびに「神様が今日も自分守ってくれた」と感謝し、よろめきながらも先へ進んだ、と彼女は回想する。


それで、さっそく彼女のことを調べようとウェブ検索したのですが、なんと、日本語サイトでは1件もヒットしませんでした。

10年前ならいざ知らず、今の時代に、こんなドラマチックな話がウェブ上に載っていないなんて!

今の時代、「ウェブに載っていないことは、無いこと」と思っている人もいるくらいなので、とりあえず、私がそのまま書いておくことにしたわけです。



ただ、英語サイトで検索してみると、ちゃんとウィキペディアに載っていました。

「Isabela Gordin des Odonais」

そして、彼女のこの話が、『The Lost Lady of the Amazon』という本になっていることもわかりました。

誰か翻訳してくれないものでしょうかね。
そして、映画化すれば、きっとおもいしろいと思うのですが。

posted by 「辻行燈」 at 11:53 | かわさき話

2015年05月18日

■ ところ変われば(さとう)。

先週、宮城県の加美町に取材に行きました。
途中、取材スタッフ全員でお昼を食べたのは、地元の中華そば屋さん。
といっても、中華もうどんもそばもありましたが。

店の外には「冷やし中華」の幟が。
5月とは思えない気温の日だったので、
のれんをくぐってテーブルに着くまで「冷やし中華にしょうっと」と思っていました。
まず順当な選択だと思いました。

が、テーブルについて周囲を見回した同行の人が
「ん? 天ぷら中華って何?」と発声。
ん? 天ぷら中華??
「そ、そりゃ、天ぷらそばみたいに、ラーメンに天ぷらが乗っているということ…?」と
解説を始めた人の声がだんだん尻すぼみになりました。
おそらく自信がなかったのだろうと思います。
お水を持ってきたお店の人に訊ねてみると、まさにその通り!なのでありました。

ここで悩むこと、しばし。
「冷やし中華」にするか「天ぷら中華」にするか。
「いやいや、天ぷら中華は無いでしょ」と思う人のほうが多いのかもしれません。
が、そこは食いしん坊魂がググッと首をもたげてしまうのが、私の弱いところ。

むむむむ〜…と悩んだのですが、
お昼の時間はあまりとれなかったし、気温の高い日だったので、
熱い中華麺+天ぷらは、食べるのに難儀する…と思い、初心に戻って冷やし中華にしました。
今年の「初」冷中です。
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しかし同行の人は、果敢にも天ぷら中華をオーダー。
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期待通りのビジュアルでした。
そして、思った通りの味だったそうです。
夕方までしっかり腹持ちしたとか。
ラーメンのスープが染みた天ぷらの衣がうまかったそうです。
機会があれば、ぜひ一度。
posted by 「辻行燈」 at 08:34 | さとう話

2015年04月22日

■ 花のある暮らし(さとう)。

先日、フラワーアレンジメントの教室に参加しました。
「日々の暮らしに花を飾る」という趣旨で
かつ「500円分の花で一週間楽しむ」というものでした。

じつは花の飾り方については、苦手イメージがありまして。
というのも、数年前に友人に花のリース作りを教わったとき、
「どう?」と出来栄えについて聞いてみたところ
「うーん、個性的」と決して言われたからです。
(中高の同級生なので遠慮がない…)。
自分ではそこそこ上手にできると思っていたけど、
どうやら違うらしい、と気付きました。

でも、この日、簡単にキレイに見える飾り方のコツを教えてもらい、
先生が「あ、いいですね〜」
「それ、ナイスアイデア!」などと褒めてくれたせいで
すっかりいい気になって、
「あれ、私、意外とデキるかも!?」と思ったりしました。
ま、先生が褒め上手なんですね。

そして、長くもたせるための手入れが大変なのではと思いましたが、
「切り花は水に浸かっている部分が傷んでくるので、
こまめに茎の傷んだ部分を切って、
水を替えれば一週間は持ちます」ということでした。

現実的には東京都心で500円分の花というとせいぜい2本か3本。
1本でも500円近い花もあります。
1本や2本じゃ寂しいなあ…と思いますが、
それでも「500円」の花が一週間もつなら続けられるかも…という気がします。

そこで、家に帰って、いつも座る場所の目の前に花を飾ることにしました。
これなら、花の変化もよく見えるので
「つぼみが開いてきた」とか、
「あ、ちょっとしおれぎみ」とかわかるので
こまめな(私にしては、ですが)手入れもできそうです。

これから気温が上がってくると、しおれるのが早くなってくるので
どこまで続けられるかわかりませんが、
しばらくの間、「花のある暮らし」をしてみようかと思います。
posted by 「辻行燈」 at 12:06 | さとう話

2015年04月09日

■ どんな食べものを選択するかということ。(酒井牧子)

2月の終わり頃のことですが、
映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』の監督、
ジェレミー・セイファートさんにインタビューする機会を得ました。
残念ながら私は日本語しかできないので、
通訳さんを介してのインタビューです。

不思議なもので、ダイレクトに会話ができなくても
人柄とかその人の志の高さって感じられるものですね。
ちょっと意外でした。

さて。『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』がどんな映画かといいますと、
遺伝子組み換え作物の真実を追うドキュメンタリーです。

そもそも遺伝子組み換え作物って何だろう?
遺伝子組み換え作物の何がいけないの?
「遺伝子組み換えでない」という表示のものを選んでいれば安心?

『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』は、
そんな疑問に応えてくれる映画です。

インタビュー前に映画を見せてもらったのですが、
どんな食べものを選択するかは、
とても重要なことであると再認識し、
毎日の食を見つめ直すきっかけになりました。

このブロッコリーは、どこでどのように育てられたのか。
この鶏は、何を食べて大きくなったのだろう。
このパンは、どこ産の小麦でつくったものか。
私が、このやたら真っ直ぐで見映えの良いきゅうりを選ぶことは、
誰を、何を、支持することになるのか。

『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』の公開は、4月25日(土)から。
とくに小さなお子さんのパパさん、ママさんたちに観てほしい作品です。
posted by 「辻行燈」 at 12:18 | さかい話
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