2013年07月22日

■ 音次郎とトメ。熊五郎とトヨ。(酒井)

久しぶりに海外旅行へ行こうと計画を立てたのですが、パスポートが期限切れになっていて再発行することに。再発行に必要な書類は、申請書と本人確認の書類と期限切れのパスポートと写真と‥‥戸籍謄本。そうか。戸籍謄本が必要だったか。というわけで、実家に頼んで戸籍謄本をとってきてもらいました。

郵送で届いた戸籍謄本を見てみると、私の名前のほかに父と母の名前があり、また、父と母のそのまた父と母の名前がそれぞれ載っています。
父の、父と母(私の父方の祖父と祖母)の名前は、音次郎とトメ。そして、母の、父と母(私の母方の祖父と祖母)の名前は、熊五郎とトヨ。
なんだか、すごい。時代を感じます。音次郎とトメは、池波正太郎の『鬼平犯科帳』とかに出てきそう。例えば、長屋に住む傘職人とちょっと口うるさいおかみさんの夫婦。熊五郎とトヨは、子どものころ欠かさず観ていた『まんが日本昔ばなし』に出てきそう。力持ちの木こりと従順なおかみさんの夫婦。

実際の、音次郎とトメ、熊五郎とトヨは、どんな人たちだったのだろう‥‥。というのも、私は両親が43歳と42歳のときの子どもということもあり、祖父と祖母たちの記憶がまるっきりないのです。母からは「お義母さんは厳しい人だった」という話は何度か聞いたことがありますが、いわゆる姑への愚痴のようなものばかり。そういえば、父の口から音次郎とトメについて聞いたことはありません。父が亡くなってもう20年余り。父から見た音次郎とトメの話を聞くことは叶いませんが、いまだ健在の母からは熊五郎とトヨの話を聞くことはできます。
今年の夏の帰省は、熊五郎とトヨの話をあれこれ聞いてこようと思います。


posted by 「辻行燈」 at 12:43 | さかい話

2013年07月20日

■ 屋久島旅行 2 (川崎)

 母を連れての屋久島旅行について、詳細報告をしようと思っていたのですが、あれがわずか2か月前の出来事とは思えないくらい、その後にいろいろありまして……。
 時間の流れって、不思議です。

 とりあえず、屋久島のお話が中途半端だったので、その報告などをしておきます。

 今回は兄も一緒に行き、島内ではレンタカーを借りて、有名どころを見て回りました。
 以下、有名どころ巡り報告です。



●白谷雲水峡

 「もののけ姫」の絵コンテのモデルになっているという場所です。
 30分くらいかけて、舗装されている山道を登り、渓谷沿いの遊歩道を、自分の体力に合わせたコースを歩いて散策する感じです。

 歳のわりには元気な母ですが、1年くらい前から膝が痛くなっているというので、なるべく高低差のない、30分コースにしました。
 ただし、二代杉まではけっこう楽ちんなコースだったので、二代大杉まで行ってきました。

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▲二代大杉。

 道のない巨大岩の上を歩いたり、渓流を渡るのに苔むした岩の上を歩いたりするので、母を心配しながらという感じでしたが、何とか無事に。

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▲白谷雲水峡から下山するときの眺め。



●千尋(せんぴろ)の滝

 小さな滝に見えますが、左は大きな1枚岩で、大雨の翌日は、ここをゴウゴウと水が流れるらしい。

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▲当日の千尋の滝。

 我々が行ったときは、晴天続きのあとで、こんな感じでしたが。

 年配の女性二人組に写真撮影を頼まれましたが、なぜか、露出補正がプラス1になっていたので直してさしあげました。
 そして、フラッシュが強制発光になっていたので、わざとしているのか聞いたら、そうでもないようなので、それも直してあげました。



●トローキの滝

 タクシー運転手が教えてくれた、日本で2か所しかないという、川の流れがそのまま海に落ちるタイプの滝、だそうです。

 どうやら、滝の真横あたりから眺められるように、道路から滝のあたりまで降りていく新しい遊歩道ができていたようなのですが、それがわからず、「屋久島ボタニカルリサーチパーク」という植物園の展望台から眺めたのでした。

Yakushima07.jpg
▲小さくしか見えなかったトローキの滝。



●ヤクスギランド

 ヤクスギランドというのは、名前が軽薄そうなわりに、苔むした倒木がなどがあちこちにあるちゃんとした森で、ここも、体力に合わせた散策コースを回れば、名前の付いているような立派な屋久杉がいくつか見られるわけです。

Yakushima04.jpg
▲ヤクスギランド内の木々。

 あいにくの雨だったので、合羽を着て、傘を差して、滑らないように気をつけつつ、写真を撮りたいときは、お互いが傘を持ち合う、という、やや滑稽な散策となりました。



●紀元杉

 ヤクスギランドから、車で15分程度のところにある、すぐ近くまで車で乗り付けることができる、樹齢3000年の有名な屋久杉です。
 この木を囲むように木道が設けられていて、木には、ほかの植物が多数着生しています。

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▲紀元杉を下から眺めるの図。



●中間(なかま)

 ウミガメの産卵場所でもあるらしい。

 「夜に中間や栗生に行けば、カメの産卵が見られる」と言われましたが、夜に外出する元気がなく、旅行最終日に、ちょろりと覗きに来た程度でした。

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▲中間のウミガメ孵化場(らしい)。

 そういえば、この旅行のあとに、震災復興費が違う目的に流用されているというニュースが流れましたが、その中に、「屋久島でウミガメの卵を数える仕事の人件費」ってのもありましたね。



 なんだか2か月も経って書いてみると、ずいぶんあっさりとした旅行のようです。

 現地でIT端末を使って情報を収集したり、「今日はどうする?」「お昼や晩はどこで何食べる?」とあれこれ悩んだり、霧の深い狭い山道の運転で苦労して「これなら送迎付きガイドを頼めばよかった!」と小さく後悔してみたり、母の腕時計の電池が切れたのでホテルの人に時計屋を聞いて寄ってみたり、ヤクスギランドでは神奈川と愛知から来ていた二人組の女性と言葉を交わしたり、屋久島に朝刊が届くのは夕方だと知って驚いたり……。

 というように、あっさりと書いた以外にも、道中にいろいろなことがあり、もしも私が小学生であれば「小さな発見、小さな驚き」がもっとたくさんあって、それを後々まで反芻できるのではないかと思うのです。

 でもこれらのことも、1年経てば、けっこういろいろ忘れている予感(自信)があります。

 小学生のころのような何を見ても素直に驚けるような感性と、それを覚えておく記憶力がなくなっていることに、(もちろんとっくに気づいていますけど)今、このブログを2か月経って書いたことで再認識してしまい、やや寂しい気持ちになっているのでした。
posted by 「辻行燈」 at 16:14 | かわさき話

2013年07月08日

■ 休肝日(佐藤)。

つい先週のこと、生まれて初めて胃カメラを飲みました。
春の人間ドックで胃のバリウム検査をしたら、
なにやら胃にちょっとした凹みがあって、
おそらく胃潰瘍などが出来て治った痕だろうけれども、
念のため病院での再検査をおすすめします…というメッセージをもらったため。
まだ生検の結果待ちですが、先生曰く「問題ないでしょうね」とのことなのでひと安心中。

それはさておき。
胃カメラ前日は
「20時までに食事を取り、かつ、刺激物(香辛料、炭酸飲料、アルコール、コーヒーなど)は避けてください」なのだそうで、
胃カメラ当日も
「検査後1時間は飲食禁止、かつ当日は刺激物は避けてください」なのでありました。

そうです。2日間、禁酒です。休肝日です。
「呑んじゃだめ」となると、途端にご飯がツマラナイ。
キャベツとソーセージの煮込み作ったからビールで、とか
ラタトゥイユ作ったからワインにしよう、とかできないわけです。
何を食べたらいいんだか。

前日は検査を控えているので、夕方うどんを食べて、夜はほうじ茶を飲んでおとなしくしておりました。
ところが、検査当日は検査の2時間後くらいにパスタを食べたきり、
夕方になってお腹が空いてきても、何を食べたいのかちっとも浮かんできませんでした。
結局、冷蔵庫を覗いてヨーグルトを食べてみたりして。

ああ、休肝日って、ツマラナイなあ…、と眠りについたわけですが、
翌日朝、驚きました。
なんと体の軽いことでしょうか。
肝臓が「お休みできて嬉しかったですよ」とつぶやいているようでした。
ああ、2日続けて休肝日をとるって、こういうことなのね、と
いまさらながら(本当に、いまさらながら)、感じたのでした。

それにしても。
香辛料、炭酸飲料、アルコール、コーヒーが全部、刺激物指定だなんて。
炭酸飲料はまだしも、香辛料のない食事も、アルコールとコーヒーのない日々も、
どうにも耐えられそうにありません。
posted by 「辻行燈」 at 18:10 | さとう話
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